障害者手帳の取得から

こんにちは、ちょり（@chorifx）です。
このブログでは、投資と障がい児の子育てに関するお金について記しています。

手帳を申請する前に

我が子の障害者手帳を申請する前にやっておかなければいけない事があります。

それは病院と繋がっておく事。

身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳の場合は既にかかりつけ医がいる状態（診断名がついている）だと思われますが知的障害児の場合は合併症等が無くて専門病院にかかっていない事や成長してきてから診断名がつく場合もあるので手帳の申請前に児童発達支援センター等で専門病院へ紹介状を書いてもらうと良いでしょう。

筆者の子の場合、当初合併症が見当たらず専門病院にはかかっていませんでした。でもその病院で行われている母子入院と呼ばれる療育のプログラムに参加したくて生後7ヶ月頃予約を取り、初受診が3ヶ月後でした。専門病院は常に予約でいっぱいのため早めに予約しましょう。

いつ頃申請するの？

知的障害、発達障害等で手帳を申請したいと相談すると「3歳から」と言われることがあります。

なぜでしょうか？

3歳児検診で指摘される可能性や、3歳くらいまでは親の手助けが必要である事を理由にあげられる事が多い印象ですが申請するのは自由ですし、実際に生後6ヶ月くらいで手帳を取得できる方もいます。

障害者手帳とは

• 身体障害者手帳
• 精神障害者保健福祉手帳
• 療育手帳

の3種類の手帳を総称したものです。それぞれに等級があり、等級ごとに月の手当が変わってきますが全てに所得制限があります。

身体障害者手帳

身体障害者手帳は、身体の機能に一定以上の障害があると認められた方に交付される手帳です。

原則、更新はありませんが、障害の状態が軽減されるなどの変化が予想される場合には、手帳の交付から一定期間を置いた後、再認定を実施することがあります

厚生労働省ホームページより

精神障害者保健福祉手帳

精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にあることを認定するものです。

精神障害者の自立と社会参加の促進を図るため、手帳を持っている方々には、様々な支援策が講じられています。

厚生労働省ホームページより

身体障害者手帳と精神障害者保健福祉手帳の申請は各市町村の障害福祉の窓口で行い、

• 申請書
• 医師の診断書・意見書
• 本人確認ができる書類
• 顔写真（縦4ｃｍ✖横3ｃｍ）

が必要になります。市町村ごとに担当部署の名称が違うことがあるため代表番号に電話して「〇〇手帳の申請について訊きたい」旨を伝えてください。オペレーターが繋いでくれます。

療育手帳

療育手帳は、児童相談所又は知的障害者更生相談所において、知的障害があると判定された方に交付される手帳です。

厚生労働省ホームページより

知的障害とは原則として成長過程において生じるものとされるため、18歳未満で手帳を取得する場合が多いものの18歳以上であっても審査により認定を受け、交付対象となる場合もあります。

療育手帳の申請は各市町村の障害福祉の窓口ですがこれも代表番号に電話をして「18歳未満の児童の療育手帳の申請について訊きたい」と伝えると担当部署に繋いでくれます。

次に担当部署で必要書類や手順を確認。と言った流れですが自治体によっては先に児童相談所で判定をしてもらってから書類を持ってくるように言われることもあります。

私の子の時は市の担当部署で「児童相談所で先に判定を受けるよう」案内されたので児童相談所に電話し判定の予約と病院で診断書の手配→判定後2週間程度で発行の流れでしたが、手帳の受け取りの案内は市の担当部署からで

• 顔写真（縦4cm×横3cm）
• 印鑑

を窓口に持参するように言われました。

障害者手帳を取得するメリット

手帳を取得する事によって受けるメリットとして

• 各種の手当が出る（所得制限で出ないこともある）
• 公共交通機関の運賃の割引き
• 身分証明書として使える
• 税金の控除・減免がある
• 公共・民間の動物園、博物館等の入館料が割引になる（付添人も対象になる場合あり）
• NHK受信料の免除、携帯電話会社の料金割引サービス

障害者手帳を取得するデメリット

金銭的、物理的なデメリットはありませんが公的機関に障がい者であると認められた事にショックを受ける方もいます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。